【尾道市】謎が多い向島の岩屋山と巨石群。「いわやごったにまつり」2/11開催
向島中心部から尾道大橋へ向かう二番潟交差点から見える岩屋山と巨石群。見たことある、知っている、行ったことある人はどれくらいいるのでしょうか。今回新しく岩屋山を守るお祭りが誕生します!!
2025年2月11日(火・祝)、建国記念日に行われる「いわやごったにまつり」。入場無料。時間は、10:30から15:30の予定です。
場所は向島洋らんセンター。日本各地から集まった様々な舞・音・唄による奉納と、子どもが楽しめる綱引きや相撲・餅つきもあり、ワークショップやマルシェなど多くの出店があるそうです。
まつり発起人の平田のりこさん(以下、のりこさん)に話を伺いました。
「すぐ近くに住んでいたんですけど、岩屋山も巨石の存在も全然知らなくて、初めて知ったのは2024年の8月なんです。」そう話す彼女は、尾道市山波町出身で18歳まで尾道で過ごし、その後尾道を離れ2年半前に帰郷。2024年の夏にたまたま岩屋山のことを聞いて、すぐ現地へ行き、巨石を目の当たりにすると、「よくわからないけど、すごく大切な場所なんだなと感じて、守っていきたいと思った」という。
当初は岩屋山でこぢんまりとした会を開こうと思っていたけれど、岩屋山を手入れしたり、関係する人に会っていくうちに、岩屋山に興味がある人、尾道のために何かしたい人、つながりから更につながる人・・・と、どんどん輪が大きくなって、ごった煮みたいなおまつりをしよう! となったそうです。
尾道は歴史上古くから港町で、いろんな人やモノが入り混じる土壌があり、地元の人も無意識にそれを受け入れて暮らしています。新しいモノが入ってきやすく外からの人と中の人・昔ものも今のものが混ざり合ってごった煮みたいな場所だから、空き家再生プロジェクトやみらいのこども舎のように、外から入ってきた人が地元の人を巻き込んで一緒に作っていく流れも起きやすい街なんだなと、帰郷した後に感じました。
今回のお祭りは岩屋山を知ってもらう、地元を知るいい機会になるのではと思っています。全国から「岩屋山」をキーワードに集まった仲間が舞や唄の奉納をします。綱引きや相撲、マルシェやワークショップなど、世代問わず楽しめるものがたくさんありますので、是非まつりにきてください。
祭自体もそうですが、綱引き・相撲・餅つきも実は神事(神に関する儀式)だったとか! 言われてみればそうかも・・・と、なんとなく頷ける部分がありますよね。「まつり」とは何か、体現できるイベントになりそうです。
向島洋らんセンターで行われる、いわやごったにまつり、是非参加してみてください。
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