【尾道市】祝開設!まちかどフードパントリー尾道ってどんなところ?
2024年10月31日に、まちかどフードパントリー尾道(以下、フードパントリー)が開設されたのをご存知でしょうか? 先日、取材させていただきました。
「まちかどフードパントリー尾道」は、個人・地域企業等(フードパートナー)よりいただいた食料品などの物品をフードパントリー会場内に陳列し、受け取り登録された方(フードメイト)が自由に取りに来ることができる仕組みです。
尾道市門田町にある尾道市総合福祉センター内、尾道市社会福祉協議会くらし支援課にフードパントリーはあります。児童扶養手当や就学援助、その他生活にお困りの世帯(生活保護受給世帯は除く)がフードメイトとして受け取り登録が出来ます。2025年1月21日時点で登録者数は約140人。
看板のFOODのロゴが可愛いです。入口は電子ロックで施錠されていて、登録した人のみが入れるようになっています。
中は思ったよりも広くて明るくて清潔感がある部屋です。大きい冷蔵庫と冷凍庫、常温の陳列棚が並んでいます。買い物かごもありスーパーのような印象を受けました。
こちらは主に野菜を入れている冷蔵庫。給食などに卸している野菜や規格外のものを譲り受けて、職員さん達が小分けにして、持ち帰りやすいように工夫されています。(※こちらにあるすべてのものは取材時のものです。)
子どもには別枠でおかしコーナーがあり、1人一つ選べます。フ―ドパートナー(寄付者)への感謝を書けるコミュニティボードがあったり、明るい雰囲気の部屋です。あと、このパーテーションの奥には職員さんがいるので、分からないことがあればすぐ助けてもらえます。
欲しいものを選んで、レジコーナーでスキャンして持ち帰ります。スキャンすることで、データベースと連動して、リアルタイムで今フードパントリー内に何の物品があるか、分かるようになっているシステムなんだそう。とってもハイテクです!
私は取材時に、家で使い切れない画像のものを持って行って寄付しました。洗剤やシャンプーなどの日用品は数が少ないようで、喜んで受け取ってもらいました。寄付物品は、未開封・未使用・賞味期限が記載されているものなどの条件があります。個人でも簡単に支援ができるので、気になる方はwebサイトを見たり、問い合わせをしたりしてみてください。
今は尾道市に1カ所だけのフードパントリーですが、今後3年間で市内全域をカバーできるよう7カ所に順次開設予定。フードロス対策や食の支援を行い、支援する側、される側共に対等な立場でお互いに支え合う取り組みになっていくことを目指しているとのことでした。
今回は、くらし支援課の藤本さん(左)、前原さん(中央)、森永さん(右)にお話を聞かせていただきました。ありがとうございました!!
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