【東広島市】【感動と創造力が光る】黒瀬特別支援学校の生徒たちによる「さくらっこ作品展」開催中

「東広島市西条で何か素敵なイベントってないのかな?」

「東広島市西条で芸術に触れる機会があればいいのに」

【感動と創造力が光る】黒瀬特別支援学校の生徒たちによる「さくらっこ作品展」に行ってきたのでご紹介します。*学校・ご本人・くららより、撮影・掲載許可を得ています。

東広島芸術文化ホールくららの市民ギャラリーで、心温まる作品展が開催されています。黒瀬特別支援学校の児童・生徒たちによる「さくらっこ作品展」です。2025年1月20日までの期間中、小学生から高校生までの想いの詰まった作品の数々をご覧いただけます。その一部をご紹介します。

■個性豊かな作品に込められた想い

1年生の亀山柚奈さんは、繊細な技術が光る「シープフラワー」を制作しました。羊の背中に慎重に描き込まれた絵柄は、10時間以上かけて完成させた渾身の一作です。作品への愛着と達成感が伝わってきますね。カフェ体験では 「お客様に喜んでいただけて本当に嬉しかったです」とのこと。

左端が先生、真ん中が亀山さん、右端が中神君

「この発想力には感動しました」と、亀山さんのお母さん。

亀山さんのお母様

3年B組の中神健太郎さん(17歳)は、コリントゲームの共同制作に挑戦。

コリントゲームで遊ぶ、5歳のまりちゃん

コリントゲームは手が込んだつくりで素晴らしかったです。

中神くんのコリントゲーム

「マリリンモンローは学校の美術本を参考に描きました」と、制作過程を生き生きと語り合いました。 将来の夢は、「お客様を笑顔にするパン作り」。応援していますよ!

中神くんのマリリンモンロー

■生徒たちの成長を見守る教師の想い

片伯部先生は、生徒たちの自主性を重視した指導を行っています。作品展では、受付も含めた展示運営を生徒たち自身が担当します。作品制作から展示、接客まで、一人一人が積極的に役割を担う姿に、確かな成長を感じることができます。

黒瀬特別支援学校では、特別支援教育コーディネーターが在駐し、教育相談にのってくださるそうです。ご相談されたい場合は、まずは、ご自身のお子さんの通っている学校を通してお申込みくださいとのことでした。

広島県立黒瀬特別支援学校は、令和6年度第17回キャリア教育優良学校文部科学大臣表彰を受賞した学校なんですよ。

次に、その他の作品についても簡単にご紹介しますね。

こちらの作品は、自宅で学習をしているお子さんが制作されたものだそうです。色あいがとてもきれいで目を惹きました。

お面が展示してありました。

こちら↓は、「みんなのいのり」が展示してありました。

絵画も個性的な作品が多く見応えがありましたよ。

この「さくらっこ作品展」は、単なる展示会以上の意味を持っています。 それは、生徒たちの情熱と創造性が結実した、かけがえのない成長の記録です。 ぜひ会場に足を運んで、若い才能の輝きを、あなたの目でご確認くださいね。

開催情報: 場所:東広島芸術文化ホールくらら市民ギャラリー 会期:~2025年1月20日

東広島芸術文化ホールくらら市民ギャラリーはこちら↓です。

草野衣織
 

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