【尾道市】始まりはコロナ禍。学生支援を4年継続。「あおぞら0円(オーエン)市場」をご存知ですか?

あおぞら0円市場(読み方:おーえんいちば)という取り組みをご存知でしょうか。とても素敵な取り組みをされていて、今回取材の機会を頂きました。

あおぞら0円市場チラシ

あおぞら0円市場とは?

物価高などで大変な学生さんを応援するために食料品などを無料で提供している、あおぞら0円市場実行委員会と民青同盟が行っている活動です。年5回、福山市・尾道市・三原市の3市に渡って物資の提供をされています。

アメニティパークMATE 栗原店外観

アメニティパークMATE 栗原店

最近では2024年9月29日(日)に開催されました。尾道ではアメニティパークMATE 栗原店(チラシではゆきひろMATE 栗原店と記載)にて、スタッフさん達が学生さん達に品物を渡していました。

0円市場物資

提供物資の数々

物資の調達は福山のフードバンクからと、この取り組みに賛同した協力者からで賄っているそうです。写真右側の袋に入ったものが一人一つ提供される基本セット、左側に並べられているのは、この中から自分の好きなものを何点か選んで持って帰れるものです。

0円市場基本セットの中身

基本セットの中身

この日の基本セットの中身は、お米、乾麺、缶詰、レトルト食品、お茶、お菓子、調味料、ティッシュでした。品物は日によって変動しますが、大体このような中身になっているそうです。

0円市場の様子

スタッフと話しながら持ち帰る物資を悩む学生さん

受け取りに来た学生さんに了承を得て、手元だけ写真を取らせていただきました。人気のものはやはりお米と、菓子パンやお菓子など手軽ですぐ食べられるもの。女性は生理用品なども人気だそうです。

始まりはコロナ禍

2020年から始まったこの取り組み、当初はコロナ禍真っ最中の世の中が大変だった時で、アルバイトが減る・なくなることが当たり前のようにありました。そんな中、収入が減り食べることを我慢して生活している学生が多数いるという状況を知り、学生の食生活(健康と命)を支えることを目的に、学生を応援しようと立ち上がったといいます。コロナ禍が終わった今では、物価高で苦しい方を対象としていて、意味合いが変わってもこの活動を続けているんだそう。
その根底には、「お金の心配なく、学生生活を送ってほしい」「大学の学費をもっと下げてほしい」「大学生活をもっとEnjoyしてほしい」という想いがあると代表の塩沢さんより話を伺いました。

あおぞら0円市場支援物資

フードバンクからの物品は海外製のものあり品揃えが面白い

支援したい!そんな時はどうすればいい?

・青空0円市場に連絡する

・スタッフの方に物資を渡す

・青空0円市場の開催日当日、会場に直接持っていく

・物資でも寄付でもOK

・食料品だけでなく日用品も喜ばれる

・ボランティアスタッフとしての参加も歓迎

支援物資は食料品がメインで、ラップや洗剤などの日用品も学生さんに喜ばれるとのことでした。支援についての相談は随時受付中です。

あおぞら0円市場アンケート

9月開催時の生活に関するアンケート

次の開催は?

次回開催は、11月23日(土・祝)の予定です。物資の提供を希望する方は、公式X(旧Twitter)の告知をお待ちください。スタッフの皆さんは温かく、終始和やかな雰囲気で物資提供されていました。物資の提供だけでなく、生活についてのアンケートなどで学生さんの生の話を聞くことで、世代を超える交流ができたりと「あおぞら0円市場」をもっとよい取り組みになるように工夫されています。

4年も続いている学生さんへの無料支援、支援したい方も受けたい方も要チェックの取り組みです。

アメニティパークMATE 栗原店はこちら↓

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